エンドトキシン試験とは
パイロテルを用いたゲル化法
λ:0.03EU/mLのライセート試薬(パイロテル マルチテスト/シングルテスト)および試料溶液(10倍希釈液)を用いる標準操作法を示します。必要な試薬および器具
試 薬 |
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器 具 |
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ドライブロックバス |
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標準操作法
1. 標準溶液および試料溶液等の調製
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- 1-1. エンドトキシン標準溶液の調製
- エンドトキシン標準原液(10,000EU/mL)を試験管ミキサーで1分間攪拌する。
- LRWを用いて10倍段階希釈を繰り返し、1.0EU/mLを調製する。
- さらに、下図のように2倍段階希釈を繰り返し、ライセート試薬の表示感度確認試験ならびにC液用のエンドトキシン標準溶液[0.06 (2λ), 0.03(1λ), 0.016(0.5λ), 0.008EU/mL(0.25λ)]を調製する。
- 段階希釈では各1分間試験管ミキサーで攪拌してください。
- 1-2. その他の試料溶液の調製
- A液の調製
- B液の調製
- D液の準備
- A液の調製
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- 下図に従い、必要本数分のライセート試薬を準備する。
- 下図に従い、必要本数分のライセート試薬を準備する。
1-3. ライセート試薬の準備
予備試験 ライセート試薬の表示感度確認試験 16本 反応干渉因子試験 30本 限度試験法 8本 定量試験法 20本 - 1-1. エンドトキシン標準溶液の調製
- 1-4. 試料溶液等の添加
- 下図に従い、試料溶液等を添加する。
- 下図に従い、試料溶液等を添加する。
- 1-5. 加温
- アルミキャップで蓋をし、試験管ミキサーで1~2秒間攪拌する。
- ドライブロックバスで37(±1)℃、60(±2)分間静置する。
- 加温中は振動を与えないように注意してください。
- 1-6. 転倒
- ドライブロックバスより静かに取り出し、180°転倒する。
- ドライブロックバスより静かに取り出し、180°転倒する。
- 1-7. 判定(ゲル化法)
- 掲載内容は本情報掲載時点のものであり、予告なしに仕様、デザイン等を変更する場合があります。
- 表示の価格は、当社希望納入価格であり、消費税等は含まれておりません。